コロナ禍で働き方が大きく変わり、オフィスの役割や機能も変革が求められています。また、テレワークの導入が求められ、テレワーク推進に伴いペーパーレスが進んだことで、オフィスに必要なスペースも変わってきています。
オフィスの部分リニューアルで、ムダになっているスペースを活用しましょう。
新型コロナウイルス感染症対策として、企業におけるテレワークの導入・推進が求められています。
企業のテレワーク導入率は、東京都内企業では6割程度、テレワーク実施回数は週3日以上が5割となっており、多くの企業でテレワークが導入されるようになってきています。
テレワークが推進される中で、働き方も多様になり、オフィスに求められる役割や機能・使い方も変わってきています。
例えば、
・出社率が下がり、空きデスクが多くなった
・リモートでの会議が増えたことで、大会議室の使用頻度は下がり、1人用ブースの需要が増えた
・ペーパーレスが進んだことで、不要なキャビネットが多くある
など、働き方が変わることで、オフィスにも変化が生じています。
オフィスを有効に使用することが出来るように、働き方に合わせてオフィスのリニューアルも検討する必要があります。
オフィスにおける環境が大きく変わってきている中で、今までのオフィスのままでは対応できないことも出てきてしまいます。
しかし、オフィスを全面改装したり、オフィスを移転しようとすると、時間もお金もかかります。
また、この状態がいつまで続くか分からないので大きな変更はしたくない、などの声も聞かれます。
そこでおすすめなのが「部分リニューアル」です。
オフィスの一部のみをリニューアルすることで、今までムダになっていたスペースを活用することができます。
リニューアルの内容や規模にもよりますが、半日~1日でできるリニューアルもあります。
自社に必要なスペースの洗い出しを行い、不要なもの・必要なものを明確にすることが必要です。
部分リニューアルには企業によってさまざまな事例がありますが、ここではテレワークが推進される中で特に求められる代表的な事例をご紹介します。
リモートでの会議が定着し、大勢が集まる会議がほとんどなくなり、今まで良く使用していた大型会議室は不要になっています。
代わりにリモート会議やリモート商談が出来るような個人ブースの需要が高まってきます。
コロナ前はよく使用していた20名程度が集まれる大型の会議室
コロナ後はほぼ使用することがなくなってしまっている。
テレワークによりリモートでの会議や商談が多くなったため1人用ブースを設置
少人数で使用できる会議室など、多様な働き方に対応可能なスペースに。
テレワークの推進により、出社率が下がったオフィスの固定席は、使用されずムダなスペースとなってしまっています。
フリーアドレスを導入すれば、不要なデスクスペースを削減でき、オフィスを有効に活用することが出来ます。
テレワークの推進により、出社率を70%程度にまで下げたため、
不要な固定席が発生してしまい、不要なスペースとなっている。
一部の固定席を残し、フリーアドレス制を導入。出社率70%に対応できるだけの席数を確保し、フリー席とすることで、社内のコミュニケーション活性化にもつなげられる。
リモートワークが進められたことで、さまざまな業務がWeb化されたり、書類保管がクラウドになったりと、紙文書を使用しないペーパーレスが進んでいます。
ペーパーレスにより、紙文書の必要性が低くなり、保管していたキャビネットに空きができ、不要なキャビネットが発生しています。
テレワークの推進が、いつでもどこでも働ける環境を整えることにつながり
ペーパーレスを進めるきっかけになったことで、不要なキャビネットが発生。
ペーパーレス化に伴い、保管書類などを整理することで、今まで保管キャビネットで占領されていたスペースが空き、新たなスペースとして活用できるように。
働き方が変わり、今までのオフィスでは対応できない課題が増えてきている企業も多くあります。
しかし、オフィス移転や全面改装などは、お金も時間もかかり企業における負担はとても大きいものです。そこで有効なのが『部分リニューアル』です。
オフィスの一部を改装しリニューアルするだけでも、課題が解決できることも多いです。
せっかくのオフィスに出社するのだから、居心地の良い・業務効率が上がるようなオフィスで仕事をしたいものです。
働きやすいオフィスの実現に『部分リニューアル』を取り入れてはいかがでしょうか。
LINOFFULLでは、快適なオフィスづくりのお手伝いをしております。
オフィスのことなら何でもご相談ください。