一日の多くの時間を過ごすオフィスで被災する可能性は少なくありません。
オフィスの防災対策をしっかりと行っておくことは、社員の安全を守るためには不可欠です。
日本において起こりうる災害は、「地震」「火災」「ウイルス感染」など、さまざまなものが考えられます。
それぞれの災害に対する対策をすることが大切です。
建物に被害がない場合でも、オフィス家具類の転倒・落下・移動が発生します。
階層別の発生率は、高層階で高くなる傾向が確認されています。これは長周期地震動が一因と考えられ、建物や地域により異なりますが、高い建物の高層階が被害を受けやすい特徴があります。
オフィス家具には、大きな重量物が多く含まれます。
特に高さのあるキャビネットや重量の大きい複合機などは、転倒防止や移動防止の対策が必要です。
大型キャビネットは壁等に確実に固定する、二段重ねのキャビネットは上下を連結する、複合機等の機器類は固定金具等で床を滑らないよう固定する、デスク上のパソコンなどに落下防止の措置をする、など対策を行いましょう。
その他、ガラス飛散防止やキャビネット扉に止め金を付けるなどの対策も有効です。
オフィスのレイアウトにおける安全性が確保できているかを確認し、危険なレイアウトは見直す必要があります。
以下のチェック項目を確認しましょう。
・オフィスの中央に背の高いキャビネットが置いてある
・パネル、ローパーティションの組み合わせが安定していない
・ガラス窓の前に倒れやすい物を置いている
・避難通路の幅が1.2m以下である
・床が滑りやすい素材である
→【関連記事】オフィスレイアウトの基本
オフィスビルによっては、内装制限として、不燃材料の使用を義務づけている場合もあります。
義務づけられていない場合でも、不燃材料を使用するのが良いです。
オフィスにおける通路の幅は、消防法により決められています。
少なくとも1.2m以上の幅は必要になりますので、それぞれの通路スペースが1.2m以上あるかを確認しましょう。
また状況によっても通路幅などに制限が設けられます。
適切な避難経路を確保することが、もしもの災害時にとても重要になります。
オフィス内には、デスク・テーブル、ドアノブ、複合機・プリンタ、電話やPCのキーボードなど、接触感染のリスクがありそうな箇所が多くあります。
各個人の注意や対策だけでは防ぎきれないものも多くあります。
オフィスを丸ごと抗菌コーティングすることで、オフィス内の接触感染のリスクを最大限に減らすことができます。
現状のオフィスをそのままの状態でコーティングすることが可能。たった1日の簡単短時間の施工です。
新型コロナウイルスも落ち着いてきましたが、オフィス内でもしっかりと飛沫防止対策を行うことで、社員が安心して働ける職場環境の整備を行うことが大切です。
対面の飛沫防止対策として、置き型アクリルパネル。
天井から設置するロールスクリーンタイプ。
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