オフィスリニューアルの事例と3つのポイント


オフィスのリニューアルには、全体的なリニューアルや部分的・スペースごとのリニューアルなど、さまざまな方法があります。

オフィスリニューアルの事例と、リニューアルにおけるポイントをご紹介します。




オフィスリニューアルの3つのポイント


オフィスのリニューアルをするうえで、大切なポイントがあります。


  1.目的とコンセプトを明確にする

  2.働く人の意見を聞く

  3.働き方に合ったオフィスを考える


1.目的とコンセプトを明確にする

オフィスをリニューアルする目的を明確にする必要があります。

何のためにオフィスをリニューアルするのかという目的を明確にしておくことで、どの部分をリニューアルする必要があるのか、どんな雰囲気にするのが良いのか、どんな家具や備品を備える必要があるのか、などリニューアルの内容を決める際の指針となります。

まずはオフィスリニューアルの目的を明確にしましょう。


またオフィスをつくる際にはオフィスのコンセプトが重要です。

どんなオフィスにするのか、どんなスペースを設けてどんな働き方を推進するのか、などオフィスのコンセプトを元につくり上げていくため、コンセプトはとても重要です。





2.働く人の意見を聞く

オフィスのリニューアルで改善するべき内容を決めるには、実際にオフィスで働いている人の意見は欠かせません。

普段使っている人がどんな部分に不満を持っているのか、改善して欲しいと思っているのか、アンケートやヒアリングなどを行って意見を吸い上げる必要があります。

その中でも多くの意見が寄せられたり、緊急性・重要性が高い部分に関しては、リニューアルによって改善を検討するべきです。


3.働き方に合わせたオフィスを考える

近年では、働き方の多様化が進み、働き方が大きく変わっています。

それに伴いオフィスの役割も変化しています。

働く人にとって快適で効率的に働くことができるオフィスをつくることが求められます。

どんなオフィスが必要なのかは、企業によってさまざまです。働く人の意見を取り入れながら、どんなオフィスが自社の働き方に合っているのかを考える必要があります。



オフィスリニューアルの範囲とメリット

オフィスのリニューアルでは、オフィス全体をリニューアルする場合と、部分的にリニューアルする場合があります。

部分的にリニューアルする場合には、どのスペースのどの範囲をリニューアルするのかを決めます。

オフィスのリニューアルの範囲とそのメリットをご紹介します。


オフィスリニューアルの範囲メリット

エントランス・受付

・企業イメージの向上
・来訪者への企業アピール


執務スペース

・業務の効率アップ
・働く人の快適性・モチベーションアップ

会議室

・会議の質の向上
・効率的な会議の支援

リフレッシュスペース

・生産性向上
・働く人の健康支援

応接室

・企業イメージ向上
・企業アピール



オフィスリニューアルの流れ

オフィスのリニューアルを行う際の流れをご紹介します。


目的・コンセプトの確認

オフィスリニューアルの3つのポイントとして挙げた目的・コンセプトを確認しましょう。

オフィスリニューアルを進めるにあたり、この目的とコンセプトは指針となるためとても重要です。

まずは目的・コンセプトをしっかりと明確にすることが必要です。


範囲・内容の決定

リニューアルの範囲を決定します。

リニューアルの範囲としては上記で解説した各スペースなどがあります。

リニューアルの内容には、床材・壁材の貼り替えなどの内装工事、間仕切りの工事、オフィス家具の入れ替え、レイアウトの変更などがあります。

どの部分をリニューアルするのか、どんなリニューアルの内容にするのかを決めましょう。





依頼先の決定

オフィスのリニューアルにあたり、依頼する業者を決める必要があります。

依頼業者の選定では、「実績がある」「コミュニケーションが取りやすい」「迅速な対応が可能」「アフターフォローがしっかりとしている」などの項目をチェックすると良いでしょう。



オフィスリニューアルの事例

ここでは部分的にオフィスのリニューアルをした事例をご紹介します。



執務スペースのリニューアル


固定席だった従来の執務スペースから、フリーアドレスを導入してオフィス家具を一新しました。

フリーアドレスの導入にあたりパーソナルロッカーを設置して、書類等をしまうスペースを確保したことで、デスク上が整理されスッキリした印象になりました。






エントランス床のリニューアル


エントランスの床の一部をリニューアル。

ブラウンカラーのタイルカーペットで落ち着いた印象だったエントランスの床の一部を、明るめのアイボリー色を取り入れたことで、全体的に明るい印象のエントランスになりました。




リフレッシュスペースのリニューアル


リフレッシュスペースの床貼り替え、家具・備品の入れ替えによって、リフレッシュスペースを一新しました。

他のスペースとは雰囲気を変えるため、床材をタイルカーペットから木目調のフロアタイルに変更。設置する家具・備品もリフレッシュしやすい雰囲気がつくれるように落ち着いたカラー配色にしました。

カウンターテーブルなどコミュニケーション活発化への取り組みも考えた設計です。



エントランスのリニューアル


会社の顔となる「エントランス」。企業のイメージアップやブランド力向上につながります。

来客が多い企業では、多くの人の目に触れるエントランスを整備することはとても重要です。


Before


After




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